まず、「うみねこのなく頃に」とは六軒島で起こった爆発事故を世間が想像した結果のお話。
各エピソードはフィクション内フィクションです。
ですから魔法もあって、魔女も居て当然。
「選択肢でなく、あなた自身が真相を探るサウンドノベル。」
なので、その真相を探る「ゲーム」であり、「娯楽の物語」ではない。
だから明確な解答を用意しないのは当然なんですね。
うみねこの世界はもう終わってしまったことをただ検証しているだけで、明確でない戦人の心やらみんなの心をどう解釈するか、うみねこの真髄はここにあるのかなとか。
そして、竜騎士さんは、ちゃんと
ココのラストで
「考えない人は読まないで下さい。物凄く解り難いです。それでも挑みたい人は読んでね。」
って事前に言っているので、うみねこがああいう終わり方をした事に対して、私達は何も言えないのです。
私すっかりヤられました!答えドコー!?メェメェ!でした!笑
なので、ただ読んでいるだけでは分かりません。
が、真相はちゃんと見付けられるように出来ています。
EP8までのうみねこ、一見は風呂敷広げっぱなしに見えますが、実は風呂敷の中に入っていたのはパズルのピースで、私達はそれを完成させる事が出来るんですよー!
さて、発売前の宣伝文句に「貴方に期待するのは犯人探しでも推理でもない。」とあります。
つまりこれは、六軒島連続殺人事件の犯人を探すゲームではない、という事です。
では、真相って何なの?ってなると思いますが、本編でも散々言われているように「ホワイダニット」です。
事件そのものでなく、ホワイダニットを探るゲームではないかと。
もっと詳しく言うとベアトリーチェの正体を暴き、彼女の心を探るゲームです。
なので、各エピソードでは様々な死に方、色んな密室やトリック、そして犯人も異なります。更に八城先生により、「創作物」であると言われました。
これはつまり、正直事件そのものはどうでもいいよ、って事です。
事件の犯人探しには全くと言っていい程関係のないエピソードでしたが、六軒島に訪れた実際の人間を知っているヤス(紗音)が基盤となるEP1、EP2を書いているという点から、登場人物の心を探る為となると重要なヒントとなります。
そこから得られたそれぞれの考え方が更にヒントとなってヤスを探る鍵になっていると思っています。
実は、EP1で読み手側にいたと思われる戦人もフェイクなんです。
戦人は親族を殺した犯人を探すゲームをしています。けれど、ベアトがしていたゲームは違かった。
では、ベアトはどんなゲームをしたかったのか?これがうみねこの謎であり、ホワイダニットに繋がります。
そして、ベルンがEP1のお茶会でもこんなヒントを言っています。
「ベアトリーチェという名の存在を持っているけれども”一個体の女性”とは限らない。
……つまり、ニンゲンの誰かではなくこの世界のルールが擬人化した存在だということ。
あの子を倒すには この世界のルールを暴き それを解きほぐさなくてはならない。
まずはこの世界(チェス盤)を見渡しなさい。 そして、その駒の動きと役割に気付きなさい。
そして あの子のゲームの勝利条件に気付きなさい。」
「それらが暴かれた時、そこにあの子の心臓が曝け出される。
あとは、引き裂くも握り潰すも思いのまま……」
ベアトがしたかったゲーム、ベアトの勝利条件については、後々お話しますね。
ではでは、真相を探る為に情報を整理していきましょう。